平成27年度事業

平成27年度に実施されました総会、研修会のご報告です。

平成27年度総会

要望書受け取り

 総会に先立ち、「災害ボランティア割引制度」を実現する会(代表、高橋守雄 氏)より制度実現のための要望書と署名約38万筆の受け取りを行った。
 
「大規模災害には全国のボランティアが必要だが、交通費宿泊費の問題がある。

被災地に赴く本人負担を軽減する『災害ボランティア割引制度』の創設を求め署名を集めてきた。

より多くの災害ボランティアが活躍できるように国へ提案する力添えをしてほしい。災害ボランティアに対するさらなる理解を求める。」とのこと。

活動方針として確認事項

① 要望書への対応
 ・ボラ割制度創設に賛同。議員の署名を上乗せして国へ提出する。
 ・四街道市の請願を例に、意見書を地方議会から国へ提出する。

② 地方での環境整備
 ・福井県の災害ボランティア活動推進条例、(同)活動基金のような、それぞれ

  の地方での活動環境整備に努める。

③ 組織強化
 ・可能なところから、県域で支部を作る。(既設、福井県支部、静岡県支部

  など)
 ・全国を7ブロックに編成、ブロックごとのネットワーク構築。
 ・そのための地域活動費を計上、活用のこと。

平成27年度研修会

昨年の土砂災害は記憶に新しいところですが、実は広島には土砂災害の歴史がありました。土砂災害防止法も広島がきっかけです。
その広島で、砂防事業の基礎と対策、今後の方向性を学びます。また世界遺産宮島では、景観配慮の知恵と工夫詰まった砂防事業を視察しました。

 

日時: 平成27年10月13日

研修会場: 広島県広島市 広島国際会議場「らん」
現地視察: 平成26年8月20日土砂災害現場  安佐南区、安佐北区   
視察研修: 宮島:もみじ谷川庭園砂防「S20枕崎台風」

      白糸川災害復旧「H17台風14号」


研修1 広島県の砂防 8.20豪雨災害と広島県の取組み 他
研修2 土砂災害のハード整備 -土砂災害対策の現状とTEC-FORCEの活動-
研修3 ソフト対策 -住民主役の土砂災害警戒避難-
研修4 ワークショップ「みんなで防災-子供も女性も若者も-」
研修5 現地視察
研修6 もみじ谷の砂防 -枕崎台風災害後の砂防庭園-